超難問!「けもなれ」最終話を予想してみる  

参考 → けもなれ公式サイトの最終話予告ページ

まず呉羽が記者会見を開く。おそらく次回のファッションショーを告知するための会見という形にして、そのなかでゴシップ記事に触れる。自身の子宮がんと子宮全摘を告白。その上で寄り添い合える存在としてカイジを選んだことを語る。ここで呉羽は愛についての持論を展開。さらに今後の活動拠点をイタリアに移すことを報告。

モデル&デザイナーとしての呉羽はカリスマであり、女性たちのロールモデルである。呉羽の仕事には思想がある。スキャンダルに対してもその思想を貫かなければならない。そしてそれは呉羽にとってごく自然な行動のはずだ。

恒星は不正を税務署に通報。自身の関与も認める。脱税幇助の罪は、刑事罰として数百万円の罰金と、税理士法違反として2年以内の業務停止となる。

参考サイト → 脱税を知ったら通報義務がある?窓口に告発しなければ脱税幇助の罪になる?

これにより11月末で恒星はいったん職を失うことになる。さてこれからどうしようかと思いを巡らす。

晶はすでに決心を固めている。もうこの会社にはいられないと思っている。11月末の家賃更新を機に土地を変えることを考える。

営業再開した5tapで周年パーティーが開かれる。主役は呉羽とカイジ。しょんぼりしている朱里にカイジが優しく声をかける。「あのゲームをやってくれてたんだってね、嬉しいよ。」憧れのカイジを目の前にしても自信を失っている朱里はおどおどするばかり。カイジは名刺を渡しながら「もし気が向いたら、うちへおいでよ。歓迎するよ。」と笑顔を残して呉羽のもとに戻る。

パーティーで京谷が晶に話しかける。仕事上の関係もあるので晶の身に起こったことは京谷も知っている。晶が社長に噛みついたという話を聞いて京谷は驚いた。晶はもう自分が知っている晶ではないのだと悟る。そして晶を変えたのは恒星だと認めざるをえない。晶と恒星の関係は、お互いがお互いを照らしあいながら、人としてあるべき自然な姿を取り戻させる関係だ。率直に向き合い、語り合う関係。それが二人の芯を強くし、不正と戦う勇気をもたらした。結果は無残な敗北だったが、逃げるのではなくちゃんと戦うことが必要なプロセスだったのだ。恒星としては不正を丸飲みしたままで晶と付き合うことが耐えられなかったのだろうし、晶も恒星がいると思えばこそ社長に恐れず立ち向かうことができたのだ。

京谷は晶にこれまでのことを謝罪する。自分が未熟だったと率直に言う。会社でも大変なことになっている晶を気遣うが、晶に「私は大丈夫」ときっぱり笑顔で言われる。本当に大丈夫なのだろうと京谷は思う。最後に京谷は「幸せになってね」と声をかけて立ち去る。きっとそのとき京谷は素晴らしい表情をするだろう。それを見送る晶の表情にも注目だ。

京谷は沈み込んでいる朱里のことも見つける。朱里の仕事が続かなかったことも京谷は知っている。朱里「何よ笑いに来たの?」、京谷「いや、お前がんばったんだってな」、泣き出す朱里。頭を撫でてやる京谷。しばらくして京谷が帰った後、朱里はカイジがくれた名刺を見つめる……。

呉羽は恒星をイタリアに誘う。業務停止の2年間はイタリアに来てのーんびり過ごしたらいいじゃん、と簡単そうに言う。5tapオーナーのタクラマカン斉藤もそれを聞いて同意。イタリアのお酒の魅力を語り始める。

いよいよメインイベントが始まる。何とかという有名なビールを振る舞うのだ。例によって晶がお酌をして回り、また例によって自分の分がなくなってしまう。口惜しそうにする晶。それを見越していた恒星が自分の分をわけてあげる。晶「イタリア行くの?」、恒星「まさか。」聞けば恒星はこれまでに付き合いのあった会社のいくつかから声をかけてもらっているらしい。晶のほうはとりあえず引っ越してから就職活動をすると言う。別れの予感が漂う中、周年パーティーは解散となる。

2年後。

朱里はカイジの会社で働いている。忙しいが、人間関係は良好らしい。京谷と復縁し、一緒に住んでいる。まあお似合いといったところだ。

晶はある町の小さな会社で元気に働いている。そこへ恒星が訪ねてくる。業務停止期間が終わったので、この町で事務所を開業
したいのだという。一緒にいたいと言う恒星にうなずく晶。また周年パーティーの時期で、案内状が来ている。久しぶりに呉羽に会えるのが楽しみだと語り合うところでエンディング。

カテゴリ: エンターテイメント

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コメント

最終話が放送されたが、大筋はほぼ予想通りだったと言っていいだろう。

最後にパワハラ社長が社員や朱里と打ち解けているのとか、無理くり皆にビールを飲ませて大団円!というのは雑なまとめ方だったと思うが、無理にでもハッピーエンドにしなければ次回作を作らせてもらえないと野木がひよったか。

ともあれ意欲作だったと思う。面白かった。

tomabetchy #  | URL
2018/12/13 00:13 | edit

私の印象としては最終話は凡庸なもので、印象に残らなかった。しかしそもそも論として小説家の人たちもよく言っていることだが、不幸には様々なバリエーションがあって創造性を発揮できるが、幸福はワンパターンであり退屈なものだ。誰が書いてもハッピーエンドは凡庸なものになってしまうのかもしれない。

「両論併記」のような最終話だったと思う。晶と恒星もパートナーになるのかどうか不明だ。パートナーになってほしいと思って観ていた視聴者にはそのように見えただろうし、ならなくていいと思って観ている人にはそのようにも見える演出だった。同様に朱里と岡持三郎の関係もどっちとも取れる。両論併記はややずるいような気もするが、これが多様な視聴者に向けた「ドラマ」というものなのだろう。また、分かりやすい恋愛的な決着をつけなかったところが野木らしいともいえる。恋愛よりも大事なことがあるというのがテーマだったからだ。

私が勉強になったのは晶の態度で、肉体関係をもった後ちゃんと話し合う。退職するときにちゃんと社長に気持ちを告げる。逃げずに向き合う態度はちょっと感動的だった。大人だな~と思った。

九十九社長が態度を変える最後はパロディにしか見えなかった。二次創作のようだった。5tapの周年パーティは晶が生きる世界とは別の世界線(パラレルワールド)のように見えた。パワハラ社長は変われるのか変われないのか、それも両論併記になっていた。

tomabetchy #  | URL
2018/12/13 11:03 | edit

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